競技種目「フルーレ」のルール
フルーレの概要
防具が発達していなかった時期には頭部を守るものがなく、危険を避けるために「相手が攻撃してきた時はその剣をはらってからでないと攻撃ができない」とルールを定めたことが起源とされています。
そのため有効面は胴体に限定され、攻撃権というルールが存在し、「突き」のみが有効です。
フルーレの剣の種類
3種類の競技の中で一番柔らかい剣を使用し、相手の有効面を突くことで得点となります。
剣は全長110cm、重量は500gです。
フルーレの有効面
首から上の部分、及び両腕・両足を除く「胴体部分」を有効面とする種目です。
選手は有効面を覆うメタルジャケットを着用し、この部分に剣の先が一定以上の力(500g)で触れることで電子判定器にランプが点灯し、その後審判に認められると得点となります。